カナダ旅行は長期間になりがちなので運動不足になりがちです。また、ワーホリでバンフに移り住んでいて、「そろそろジムとか行こうかな〜」と考えている方もいるのではないでしょうか?
バンフでジムに行くなら Sally Borden Fitness が断然オススメ!
- 綺麗で広い空間と充実したトレーニング機器
- 観光客やローカルが使うため交流の場になる
- ローカルは1回無料で使うことができる
今回の記事では、Sally Borden Fitness の施設紹介やオススメする理由などを画像盛りだくさんで詳しく紹介していきます。
Sally Borden Fitness とは
Sally Borden Fitness はバンフの複合施設 Banff Centre の一部です。Banff Centre には会議場や研修施設、ホテルなどがあり、定期的に学会や芸術系のイベントも開かれています。
毎年、秋に開かれるフィルムフェスティバルはカナダでも規模の大きい映画祭で、建物の中だけに限らずバンフのいろんな場所で映画を見ることができるようになります。
場所&行き方
Sally Borden Fitness はバンフの南東に位置しており、ダウンタウンから徒歩15〜20分程度で行くことができます。
少し街から離れたところを歩きますが、途中でシカなどの野生動物を頻繁に見かけることができます。有酸素運動ついでに野生動物観察も楽しみましょう。
車で行く場合は少し遠回りの道しかないため、車であっても10分程度かかります。
なお、バスなどの公共交通機関では行くことができないので要注意です。
施設紹介
それでは気になる施設内を紹介していきます。
まずは上の画像の受付でメンバーカードをスキャンしチェックインします。*スキャンがが必要なのはチェックイン時のみで、帰りは何もせず帰って大丈夫です。
ここではタオルとロッカーを閉めるための鍵を無料で借りることができます。必要な場合はスタッフに声をかけて受け取りましょう。
せっかくなので「How are you!」といった簡単な挨拶もしておきましょう。英語の練習にもなりますよ。
ウエイトルーム(2階)
この記事を見ているような方はジム初心者ではないでしょう。
まずは最も気になるであろうフリーウエイトの器具(下の画像)から紹介していきます。
フリーウエイト
フリーウエイトのエリアにはベンチ4台、スクワットラック2台、ベンチプレス台1台などがあります。
最も重たいダンベルは100lb(ポンド)=約45kg、シャフトを使うのであれば500lb=230kgくらいまでは組むことができます。もちろんプレートを固定するクリップも置いてあります。
ただし気になるのがベンチプレス台。なんとセーフティラックがありません。ひとりでベンチプレスする時は「絶対にギリギリまでやらない」もしくは「周りの人に声をかけて見てもらう」ようにしましょう。
お互いに声を掛け合ってトレーングをするので顔見知りになるのも早く、普段街でも出会ったりすることもあります。
マシンウエイト
続いてマシンウエイトのエリアです。
ここもフリーウエイト同様、ひととおりの設備が揃っています。
ここでの注意点はマシンの種類が1種類ずつしかない点です。特に背筋を期待えるためのプル系のマシンは埋まっていることが多いので、タイミングを逃さないようにしましょう。
上の画像でも分かりますがマシンウエイトをする人は多くがスマートフォンをいじりながらトレーングをします。休憩時間がすごく長い人く迷惑な人もいるので、皆さんはそうならないようにしましょう。
カーディオルーム(1階)
続いて1階の利用したカーディオルーム(有酸素)です。
体育館をそのまま使っているだけあってかなり広いスペースがあり、冬が長いカナダでも十分に体を動かせるようになっています。
バイク約15台、ランニングマシン3台と有酸素系のマシンは十分。ベンチ4台メディシンボール、ストレッチ用マットやダンベル(30kgくらいまで)と、女性や健康維持が目的の方であればフリーウエイトエリアに行く必要すらないかと思います。
ただ、ここはエアコンが効いていないので夏場はわりと暑くなります。熱中症や汗対策をしっかりしておきましょう。
メディシンの横にあるのは体重計です。重さの単位がlb(ポンド)とkg(キログラム)で切り替えられるので、使う時は気をつけましょう。
ロッカールーム
続いて気になるロッカールームです。
*画像は男性のロッカールームですが、女性のロッキールームもほとんど同じ感じです。
荷物を保管するロッカーは大小合わせて60ヶ所くらいあります。扉に鍵はついていないので自分で南京錠を持ってくるか、受付で無料で南京錠を借りましょう。
土足はロッカー入る前に脱いでそとの靴箱に置く人が多いですが、盗まれる心配もゼロではないので自分のシューズも荷物と一緒にロッカーの中に入れておいた方が安心です。
ロッカールームの奥にはトイレとシャワーブースがあります。シャンプーとボディソープが付いているので、トレーニング後にはすっきりと汗を流すこともできます。
ロッカールームや施設内にはウォーターサーバーが備え付けてあります。空のボトルを持ってくればいつでも無料で水分補給ができます。
カナダの水道水は日本と同様、そのまま飲むことができます。レストランで出てくる水も水道水で無料でおかわりができます。
その他の施設(プール、ボルダリング、ランニングコース)
Sally Borden Fitness にはトレーングルームの他に、プールやボルダリング、ランニングできるエリアもあり、利用料は全て料金(メンバーシップ)に含まれています。
プールは全長50mで水温は少し温く感じる程度なので安心して泳ぐことができます。プールの隣にはジャグジーもあり、よく地元の人たちがゆっくりしながら談笑しています。ロッカールームから直接アクセスできるので、泳ぎ終わった後もすぐに着替えることができます。*もちろん水着は持参です。
ボルダリング施設は初心者から中級者までの壁が揃っています。インストラクターが常駐しているので初心者でも安全にトライできます。*ハーネスなどの安全装備は数ドルで借りることができます。
ランニングコースはカーディオエリアの2階部分を囲うように設置してあります。全長は150m程度あります。
バンフは半年間雪に覆われるため、こうした屋内施設がとても充実しているのもありがたいです。
料金(メンバーシップ)
料金表は以下のとおりです。
1日のみ | $20.00 |
10回チケット | 160.00(1回あたり$16.00) |
20回チケット | $300.00(1回あたり$15.00) |
1ヶ月 | $79.00 |
3ヶ月 | $209.00(1か月あたり$70.00) |
6ヶ月 | $369.00(1ヶ月あたり$61.50) |
1年 | $679.00(1ヶ月あたり$57.00) |
カナダはジムの料金がとても安く1週間$10なんてところもありますが、バンフは山の中なのでカナダにしては少しお高めです。
ただし、日本のジムと比べると決して高くなく同等程度の料金で利用することができます。むしろ、ウエイトトレーニングだけでなく、プールやボルダリングも利用できるのあればお得かもしれまん。
また、バンフアンバサダーパスを持っているローカルであれば、1日($20分)無料で利用することができます。まずはお試しで1日使ってみると良いかと思います。
利用時の3つのポイント
ここではジムを快適に利用し、バンフの滞在をもっと楽しくするための Tips を紹介します。
残りのセット数を聞くとスムーズ
ジムでウエイトトレーニングをしていると、よく「How many sets do you have?(あと何セットやるの?)」と聞かれます。
日本ではなかなか声をかけることはありませんがカナダでは普通です。これは「あなたの次は私が使いたい」という意思表示、これを逆に利用することで「長い間待っていたのに他の人にマシンを取られた」なんてことを防ぐことができます。
英会話の練習や友達作りのきっかけにもなるため、せっかくなので挑戦してみましょう。
午前中は空いている
バンフのジムは午後4時ごろから急に混み始めます。バンフでは多くの人が観光産業に従事しており、例えばレストランなどは午後3時ごろがシフトチェンジだからです。また、カナディアンロッキーに観光に行っていた方も午後4時ごろにバンフに戻ってきます。
ジムに行くなら午前中がオススメです。夕方に比べると「ウソでしょ?」というほど空いています。ちなみに今回の画像は全て午前10時ごろに撮影しました。
ちなみに冬の間は、晴れると混んで、雪が降ると空く傾向があります。みんなスキーやスノーボドに行くためです。
使用後は必ず拭くこと
日本のジムと同様、マシンを使った後は備え付けのペーパータオルとスプレーで器具を綺麗にしましょう。
ジムのルールとして明記してあるためやって当たり前のことですが、これが結構できていない人が多いです。こうした細かい部分で日本人の評判を下げないようにしましょう。
まとめ
これまでバンフのオススメのジム Sally Borden Fitness について、多くの画像を使いながら紹介してきました。
日本にもアメリカのジムなどが進出しているため大きな違いはありませんが、特に屋内施設の充実度を感じていただけたのではないでしょうか。
エクササイズは健康に良いのはもちろんストレス発散にもなります。また、バンフの街で見かけたあの人も出会うかもしれません。声をかける良いチャンスにもなるのでバンフを訪れた際には行ってみてください。
この記事を見ていただいた皆さんのバンフ滞在が最高の思い出になることを願っています。